ご覧いただきありがとうございます。電子工作キット「暗くなると自動点灯するLEDキャンドル」Sunhayato SBS-201 を作ってみましたので、レポートいたします。はんだ付けが不要なブレッドボードに部品を差し込むだけなので、簡単に作れます。別記事でバイポーラトランジスタの回路記号の記事を書いておりますが、実際作ってみることで動作を実感できました。学習用教材としても適しているのではないかと思います。
まずは部品を確認

こちらがブレッドボードです。
部品を差し込むだけなら配線はどうするの?と思いましたが、裏を見てみたらすぐ解決しました。

裏側で電源、GND、各信号が既に配線されていました。なるほど、これなら部品を差し込むだけで回路が作れますね。次は部品たちを見ていきましょう。

こちらがこのキットの主役、LEDキャンドルIC CDT3460です。見た目はバイポーラトランジスタにそっくりです。キャンドルのようにゆらゆらと電流量を変化させるICのようです。ネットでデータシートを見つけましたが、中国語で仕様がよくわかりませんでした。。。

バイポーラトランジスタです。NPN型 KTC3198、PNP型 KTA1266 各1個
写真ではわかりませんが、うっすら型番が書いてあります。型番が見える方向から見て左側から
1. E(エミッタ)、
2. C(コレクタ)、
3. B(ベース)
です。

照度センサ NJL7502L(左)とLED (右)です。
足の長い方がアノードですが、足を切ってしまうとわかりにくくなるので、アノード側にマジックで色を付けておくことがおススメされていました。パッケージの形もアノードとカソードで微妙に違うので、よく見ればそれでも区別はできます。

電池ボックス、抵抗、すずメッキ線です。
単三電池2個を使います。抵抗のカラーコードは説明書に書かれているので、カラーコードを覚えていなくても調べる必要はないです。すずメッキ線は配線に使います。
用意が必要な工具として、すずメッキ線や部品の足を切るのにニッパーは必須です。切りすぎると接触できなくなるので、ブレッドボードの厚みと比べながら適当な長さに切りましょう。切る時に部品が飛んでいくことがあるので、ビニール袋の中で切るといった工夫をするとよいです。
また、ピンセットやラジオペンチがあると、うまくボードに差していくことができます。
STEP① LEDを点灯させる
まず単純に、電池でLEDを点灯させてみます。実装する部品は100Ω抵抗とLEDだけです。無事、点灯しました!

STEP②トランジスタでLEDを点灯させる
次にNPNトランジスタ経由で点灯させてみます。ベース端子には、1kΩを介して電源を接続します。トランジスタは常にOn状態になっています。

STEP③ 照度センサでLEDを点灯させる
照度センサを追加します。照度センサはこの記号のようにベース-エミッタ間電流の代わりに光の当たる強さによって、電流が変化させることができます。この変化する電流を、②で実装したNPNトランジスタのベースに流すことで、LEDの電流を変えることができます。暗くなるほど電流が多くながれるようになり、光が強くなります。

STEP④ 照度センサにキャンドルICを連動させてLEDを点灯させる
いよいよ、キャンドルICの登場です。照度センサの出力をPNPトランジスタに接続、その先にキャンドルICを接続します。キャンドルICの出力をNPNトランジスタのベースに接続します。キャンドルICの仕様はいまひとつわかりませんでしたが、暗くなって電流が流れている時に、不規則に電流を変化させることができるようです

電池を繋げて暗くすると、ゆらゆらと不規則に点滅するようになりました!

まとめ
電子工作キット「暗くなると自動点灯するLEDキャンドル」Sunhayato SBS-201 を作ってみました。はんだ付け不要で、所要時間30分ぐらいで簡単に作ることができました。(この記事を書く方がずっと時間がかかりました💦)トランジスタなどの部品の特性を手軽に体感できる、良い教材だと思いました。
回路図も記載されている説明書は、サンハヤト公式オンラインショップからダウンロードできます。ここからキットの購入もできます。


