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会社員でいることのリスク

会社員でいることのリスク 50代技術者、これからを考える

会社員という立場で数十年が経過しているのですが、その過程のなかで、会社員でいることのリスクというものが以前と変わってきていることを実感しています。投資と同じように、リスクがあればその分リターンもある、という考えで会社員という立場について考えてみたいと思います。結論として、会社員でいることのリスクに対して考えたいことは、
・自分の事業、という考えを持とう
・許容できるリスクがあり、それに見合ったリターンを得ていると考えよう

と思っています。

大企業に入れば将来安泰、と昔は考えられていましたが、もちろん今はそんなことはなく、業績不振や経営方針の転換による人員削減・配置転換などは多くの企業で実施されており、とても安泰とは言い難い状況かと思います。だから自分の事業を持とう、独立しようという考え方もあるのですが、ここでは敢えて、会社員でいることのリスクを取ることで得られるリターンの方に着目して考えてみます。

会社員でいることのリスクを考えてみる

会社員であることのリスク

私は団塊ジュニアと呼ばれる世代にあたるのですが、バブル崩壊後、就職氷河期の入口ぐらいの時期に新卒で企業に入社しました。新卒当時は、大企業に入れれば定年まで安泰だろうと思ってました。いや、正確には、そこまでハッキリとは考えていなかったかもしれませんが、世間一般的にはそういった風潮であったと思います。実際のところ全然安泰ではなく、度重なる転勤、転籍があり、その間に何度かリストラが実施されるのを見てきました。数年前には転職も経験いたしました。最初に入社した会社は、大企業であったにも関わらず、現在は存在していません😢。。

そんな過程でなんとなく身についてきた価値観としては、
・自分の軸になるものを持って、それで事業していると考える。
→私の場合は半導体や電子回路の設計だろうか。
・自分の人生が他人(=会社)に影響されているが、そのことで安定した給与という対価が得られている。
といったものでした。

十数年もの単身赴任生活をすることになったので、失ったものは多かったと思います。しかし、給与は低くはなかったと思うし、一貫して半導体や電子回路の設計に携わることはできたので、一般的な若手技術者に教えられるぐらいの知見は持てたかなと思っています。そう思うと、失ったもの(というか安泰に勤められたら得られたかもしれない何か)も多いが、その分得たものもあったのではとも考えられます。若い頃には、先に転職してしまった先輩や転職エージェントからスカウトがあったりして、面接まで行ったこともありましたが、結局は現職に残るということにしました。

リスクに見合ったリターンを得ている

投資と同じように考える

こう考えると、会社員でいることも、資産運用における投資と同じように、リスクとリターンを比較検討して選択しているのではないか、と思います。一般的に会社員をやめて独立・起業するのはリスクがあるが、自分の裁量で仕事ができるので得られるものも大きい、と考えられているようです。これは全くその通りだと思いますが、一方で会社員でいることも、一定のリスクを取って、それに見合ったリターンを得ていると考えられます。会社員だけしか経験がないと、この関係は実感しにくいのですが自分なりに整理してみました。

リスク:
・他人(=会社)に人生を左右される。自分の裁量が及ばないところで方針が決められてしまう。
能力を生かしきれない可能性がある。会社の方針に合わないことはチャレンジすらできないことも。

リターン:
・能力はそこそこでも、安定した報酬が得られる。
・本来の自分が持っている以上の社会的信用を持てる。十分な社会保障が得られる。

特にリスクの方は認識しにくいことかもしれません。なので、投資と同様にリスク許容度を自分なりに持っておくとよいと思います。転勤や配置転換など、会社に影響されるのはここまでなら許容できるとか、自分の生活に対してここまでなら影響されてもいいとか、という考え方でリスクに対応していきたいと思います。最近は多くの企業がリストラを実施しているというニュースを聞いたりしますが、将来リスク許容度を超える状況になった時のために、転職や独立を選択できるよう準備したいものです。そのためには、自分の事業(会社員の立場でも自分で事業していると考える)となる軸をいつも意識したいと思います😊

分散することも考えたい

卵は一つの籠に盛るな

投資ではよく「卵は一つの籠に盛るな」とよく言われますが、これは分散することでリスク低減せよということですね。働くことの目的の一つである収入を得るということについても、会社から得られる給料だけではなく、他にも収入源を確保して、会社員でいることのリスクを低減したいものです。50代以降で見えてくる収入減はやはり、
・公的年金(国民年金+厚生年金)
・退職金、もしくは企業型確定拠出年金

・個人年金
という、いわゆる年金かと思います。これらは会社員を卒業したら得られるものですが、会社員でいる間のリスク低減としては、これらの他に
・資産収入(投資による運用益など)
・副業

なんかを考えたいところですね。といっても私はこれらの収入は現状あまり無いのですが、これからを考えて、できることから始めてみようかとは考えています。もし会社員でいるのが難しくなったとしても、複数の収入源があれば、どんな働き方をするか、あるいは働くかどうか、選択肢を持つことができますよね。

まとめ

お読みいただきありがとうございました。会社員でいることのリスクを、投資の考え方に倣って考えてみました。私くらいかその上の年齢層だと、リスクを取って会社員をやっているという認識は持ちにくいかもしれません。しかし実際には多くの会社が業績改善のためにいつリストラを実施するかわからず、比較的給与が高く人数も多い年齢層だけに、リスクが高い状態にあるようにも思います。自分の軸とリスク許容度をしっかりと持っておくことで、自分のこれからを考えるのに役立つのではないかと思います。また、そもそも会社だけを収入源にするという考え方から一歩進んで、どんな働き方ができるか選択肢を持てるようにしておきたいものです。

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